シンゴジラ 樋口真嗣

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シンゴジラ樋口真嗣監督の日本アカデミー賞の監督賞受賞スピーチ

2017年3月3日に都内ホテルにて第40回日本アカデミー賞の授賞式が開催され、当サイト管理人の応援するシンゴジラがなんと7部門で最優秀賞を受賞しました!

 

 

受賞したのは、作品賞、監督賞、編集賞、撮影賞、照明賞、録音賞、美術賞で、特に監督賞と作品賞の受賞は快挙と言っていいと思います!

樋口真嗣監督が語った自虐スピーチ

シンゴジラは「エヴァンゲリオン」でファンからカルト的な人気を誇る庵野秀明が総監督を、「進撃の巨人」の樋口真嗣が監督・特技監督を務めました。

 

この日庵野監督は仕事の都合でスケジュール調整が出来ないということで、樋口監督が監督賞受賞の際にスピーチをされました。

 

樋口監督は、以下のように述べられています。

60何年前に、怪獣で映画を作ろうとした大先輩がいて、作り続けたバトンを受け取り、恥ずかしくないものを作ろうと、ゴジラと真剣に向き合った。仕事で来ていない庵野秀明にも、ありがとうと言いたい。」と、熱心に『ゴジラ』に対する思いを口にした。

良いスピーチですよね!

 

シンゴジラはこれまでの怪獣映画とは一味違う作品に仕上がっていて間違いなく庵野・樋口両監督の色が強く出ていると思います。

 

シンゴジラ樋口真嗣監督の日本アカデミー賞の監督賞受賞スピーチ
しかしそれでいながら、昭和29年制作の初代ゴジラにもっとも近いと言われているのがこれもやはりシンゴジラ。

 

両監督の個性が強く出ていながら初代ゴジラに近いというのは半世紀以上前に怪獣映画を作り始めた先人をリスペクトし、その精神を引きついできたから、21世紀のゴジラ=シンゴジラが完成したと言えそうですね。

 

庵野監督はアニメばかりでなく特撮好きということも有名で、学生時代に作られた自主製作映画を見たことがあります。

 

両監督の血に脈々と流れている怪獣映画への想いがシンゴジラを作り上げたのでしょう。

 

庵野秀明総監督から届いたお祝いメッセージとは

 

授賞式後、樋口監督は記者団の要望による囲み取材に応じて、庵野監督からお祝いメールが届いたと明かしています。

樋口監督は、庵野総監督に受賞の連絡をしたか聞かれると「しました。(反応はメールで)1行だけ『おめでとう』と…ただ、上から花吹雪が落ちてくるヤツ(絵文字)にはなっていました。1行ですけど、花吹雪が落ちてきて(スタッフ)みんなで見て、ホッコリしまして」と言い、笑った。

なんとなく庵野監督らしい気がします。

 

あんまり多くを語らず、ひとことだけってらしいですよね。

 

また、樋口監督はこの場で怪獣映画で作品賞を受賞した理由として、怪獣映画を撮っているつもりでシンゴジラを作ったわけでは無かったと語っています。そして、一般映画として作って、そこに怪獣が現れたらどうなるのか、ということを意識していたと続けています。

 

怪獣映画というつもりで作らなかったというのは、監督賞受賞の際のスピーチで言ったことと矛盾しているような気もしますが、これも本当の気持ちなんだと思います。

 

つまり、怪獣映画をつくるというスタンスで臨んでいたら、ゴジラ対なんとか、とか大怪獣現る!的な作品になっていたのかもしれません。
怪獣映画であることを意識しすぎて。

 

でも、一般映画をベースとして、そこで扱われる題材が恋愛であったり、犯罪であったりしてそれぞれのテーマの映画が作られるのですが、今回の場合は怪獣が東京に現れたら、ということで考えたからこそ、解呪映画の枠を超えて、大人の鑑賞にも耐えうる作品に仕上がったと言えるのではないでしょうか。

 

そしてそのようなスタンスで作られたシンゴジラがもっとも初代ゴジラに近いと言われているということは、昭和29年に初めてゴジラを作った円谷監督をはじめとするスタッフは怪獣映画を作っているという気持ちでは無く、怪獣の出てくる一般映画をつくろうというスタンスで制作に臨んでいたのかもしれません。

 

初代作品がそうだったからこそ60年以上もゴジラシリーズは生きながらえてきたと言えるのでしょう。